2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

こわかわとRRG

■ 雑誌編集仕事。四六時中各方面からの通報待ちをしている様子は、年末年始の消防署のようである。たしか去年もこうだった。合掌。■こわかわ 昨日挙げた「マンガ批評の最前線」をざっと読む。『テヅカ…』のほうはこれから。 キャラ/キャラクターの問題、フレ…

仕事

■マンガ論ユリイカ2006年1月号 特集=マンガ批評の最前線出版社/メーカー: 青土社発売日: 2005/12メディア: ムック購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (70件) を見るが出ていたので購入。 そして残存するイメージ―アビ・ヴァールブルクによる美術…

ジャーマン写真

■ 引き続き雑誌の編集仕事。半日かけていろいろこなす。■ドイツ写真 大学でコピーしてきたガラシのグルスキー考をめくる。ついでに以前購入したロルフ・ザクセのベッヒャー論もめくりはじめる。 http://www.amazon.de/exec/obidos/ASIN/3596118700/qid=11357…

業務

■ 雑誌の編集会議で神戸。ついでに雑用を済ませて、ちょうど非常勤に来てもらっていたAさんと編集委員の面々で納会。案の定終電まで。AさんはMである。だから学生は突っ込むと化学反応が起きるかもしれない。突っ込み次第。

Stirb langsam

帰京。3日ぶりの京都タワー。 さて雑用の雑誌仕事。毎年年末はぎりぎりまでダイハード的。なかなか倒れさせてくれない。ちなみに以前ドイツではStirb langsamと訳されていた。ちょっと違う気がする。

集中3

引き続き集中。 3日間で半期分のこの枠、以前は毎週の授業と同じように刷り込んでは醸成させることを考えていたが、最近ではそれは「無理」ということが分かった。 何かひとつに収斂するようなドカンとしたものを3日かけてやる、集中とはそんなものだと悟…

集中2

朝から夜まで喋る。今日でマンガ論まで終了。喋りやせしそうな勢いである。 リアクションのとりかたがいまひとつ行儀がよすぎて少しもどかしいところがある。 ここらへん東京での授業と少し似たところがある。 あと一日。

集中1

■九大 雪で列車は終始遅れ気味。1時間ほど遅れて登場。 こんなときは、列車の中とかタクシーの中とかから映像と音声を中継しながら授業したくなる。結局携帯で指示をさせてもらい、事なきを得る。…山陽新幹線はトンネルが多いので多分無理だけど。 今回は大…

消えタワー

■ 吹雪でタワーが消える。駅前の地上はダイ・ハードな状態。でも地下はいたって普通。■ マンガ論集の企画会議で話題に出た本。ようやく届く。これは買うべし。テヅカ・イズ・デッド ひらかれたマンガ表現論へ作者: 伊藤剛出版社/メーカー: NTT出版発売日: 20…

完璧霊媒

■業務 午前ゼミ。これで今年は神戸は終わり。午後必要な資料をまとめてオープンキャンパスに顔を出して大阪によって京都で学生と面談して一日終了。 ゼミは広場恐怖症の発表とワーグナーの発表。 発表自体はそれぞれまだまだだけど。紹介された本のこれは面…

イルミる

■ イルミネーション・スポットは、京都では京都駅と京都ホテルの周辺らしい。 ということで用事を見つけて京都ホテルからイルミってみる。その帰りについでに、眼鏡絵の透かしも近所の古本屋で見せてもらう。これもイルミネーションの歴史のひとつである。店…

照明論

■次 土曜は学会。もういろいろ言ったので終了。 次の仕事、集中講義と原稿3本の準備を始める。 ■照明論 照明論を復習。といっても東松照明のことではない。 とりあえずシヴェルブシュの本を取り出す。闇をひらく光―19世紀における照明の歴史作者: ヴォルフ…

蝋人形論終了

■ 講義講読講義。 午前は大友論のまとめ。物語分析までいって落ちまで持っていこうと思ったが時間切れ。破壊とか破局以後とかという語られ方をひっくりがえすような読み方を準備していたが、これはまた次の機会においておく。…簡単に言えば、終わりのための…

業務

■ ゼミ会議会議会議。■ 明るい未来やカタストロフを描いたマンガについて考える。大友論の一環。 破局づくしとか破局以後は六甲おろしがふきあれる神戸ではつらいので、明るい作品を最後に見せようと思う。

あいのり紹介

■ ひとのネタにあいのりして申し訳ないが、写真論のアンソロジー決定版はケンプが編集した次のシリーズである。これは4巻本(第4巻はアメルンクセン編集)。セレクトに偏りはあるが、現代まで網羅されている。絶版扱いが多いがなぜかドイツの本屋にはごっ…

Duboisの写真論とか

■ shirimeくんとobscure teriitoryくんに頼まれた本。October: The First Decade作者: Annette Michelson,Rosalind E. Krauss,Douglas Crimp,Joan Copjec出版社/メーカー: The MIT Press発売日: 1987/09/22メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (3件)…

象形文字としての人形

■人形論いろいろ 先日挙げた人形特集誌をめくる。今期はもう人形は胃にもたれてきたのでさらに展開はしないけれど、気になったところをいくつか引用。 「ベルメールの人形とはエンブレム的文字によってつづられたテクストである。しかし、回文やアナグラムに…

ブルーム

■ 来週はたぶん蝋人形論の最後にしたいので、ブルーム『蝋人形』を読む。ようやく手に入った蝋人形映画も見せたいところ。とりあえずブルームから。ピグマリオン神話の溶解.

立食鍋

鍋大会。 7時から始まって朝の7時に京都にたどり着く。 …なんかやっていることは20年前と変わらず。 鍋企画のひとたちお疲れさま。 写真はその模様。立食鍋。 もう一枚は上島のおでんネタをやっている学生。

血糖値ならぬ血蝋値

■ 午前立ち講義午後講読と立ち講義。 午前は表現論批判・マンガ史・マンガ論史をなぞって、70年代の問題を復習し、大友論の入口を提示して終了。予想外にマンガを皆さん読んでいなくて毎度驚かされる。そうこうしているうちに当初予定していた「Fire Ball」…

肉と蝋

■肉の蝋人形 コレクターズ・エディション [DVD]出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント発売日: 2003/08/08メディア: DVD クリック: 7回この商品を含むブログ (8件) を見るをようやく注文。1933年ものと1953年ものがまとめられたお…

わんこそば化

■わんこそば 大学案内の原稿を書いて学生の原稿読み。次から次へと来る。まずはシュトルートものを呼んで次はベルクソンもの、バタイユもの、シャーカフスキーものの順番か。今夜中にベルクソンまで済ませます。しばしお待ちを。 時期的に1月まで指導のわん…

菊人形から園芸史まで

■ シュワルツ補足。 パノラマと同様に、蝋人形の展示においても、現在的な時事性の強いものから少しはなれた過去の事象の展示へと主題が移り変わる時期があったようである。現在の蝋人形館にも見られるこの過去時制と、絶えず行進される永遠なる現在の反復の…

シュワルツからド・デューヴへ

■プレテクストとしての蝋人形論Reading in Detail: Aesthetics and the Feminine作者: Naomi Schor出版社/メーカー: Routledge発売日: 1987/07/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見るを注文。 蝋人形のタブローで人形がモデルにそっ…

四角形を四角形で開くには

■ ナチ映画についても調べておかなければと思いたち、瀬川氏の『ナチ娯楽映画の世界』を読みつつ、いくつか本を注文。Entertaining the Third Reich: Illusions of Wholeness in Nazi Cinema (Post-Contemporary Interventions)作者: Linda Schulte-Sasse,St…

鍋大会

■業務 講義講読講義。 午後の講義ではようやく予定通りシュワルツの説明を終える。シュワルツの議論の弱い部分を補うようなパノラマ論と蝋人形論へと話を進めていく。『ウィンドウショッピング』は、フリードバーグの著、講義で間違って言及したが、いちおう…