2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

■業務 朝ゼミ。クラシックにおける編曲の問題と映画における亡霊的なるものについて。 詳しいコメントは別のところで。共通していたのはどちらも他者性が欠けて他者性を主張しようとしているところ。■ついでに読んだ本 いろんな都合上読んだ本。身体論のすす…

バトン

■リーディング・バトン あまり考えずにこんなぐあいで。 ・お気に入りのテキストサイト(ブログ) 細馬宏通氏のブログ「浅草12階計画」(http://www.12kai.com/diarymenu.html)。 ・今読んでいる本 The Great Wide Open。以前紹介したパノラマ本。仕事上。 …

偲んで飲む

■ショットグラス 写真はホテルのバーにて。ショットグラスが向こうに見える。 昨日は12時からホテルで、先頃亡くなった大教授を偲ぶ会に参加する。 それが3時に終わり、場所を変えてビヤホールで7時まで飲んで、さらにホテルのバーで10時まで飲んで、お腹…

シンポ

・昨日はBBQパーティー。皆さんお疲れさまでした。・今日はシンポジウムを覗きにいく。「アートの力――文化変容の可能性――」というタイトル。サブタイトルにある現在の文化変容の可能性というよりもむしろ過去へ向かう報告が多かったのが印象に残る。もちろん…

回想の階層の地滑り

■業務など 講義講読。 講義は『羅生門』論。後半を見せてプロットや語りの視点の問題から構造をおさえて、語りの入れ子が3段式になっていてその回想の階層が軸を失い地滑りするとかいうことをいちおうおさえて、そのうえで映像の社会学問題をくどいぐらい繰…

業務など

■業務 朝ゼミ。宮島達男とアニメーションの2本。 会議が5本。■殺陣論 『羅生門』の批評史を調べる。乗りかかった舟なので以前から気になっていた殺陣論を構想する。

パノラマ本

Great Wide Open: Panoramic Photographs of the American West作者: Claudia Bohn-Spector,Jennifer A. Watts,Henry E. Huntington Library and Art Gallery出版社/メーカー: Merrell Pub Ltd発売日: 2001/06/01メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ…

しめて次

かかえていた原稿をようやく脱稿。トルボット論これでいったんしめておく。 次にこのテーマに戻ってくるのは、アトキンスの植物写真関連か、ブルースターのステレオスコープを主題にする時かもしれない。 次はパノラマ論、今度は写真を軸にパノラマ的なもの…

ソンタグ追悼

イベントのお知らせをもらう。 ソンタグ追悼関連 http://www.acic.kyoto-art.ac.jp/now/2005/06/suzan/suzan.html

シンポのお知らせ

■シンポ 以下のシンポが来週土曜日に開催されます。宣伝しておきます。 ************************************ 日本学術会議芸術学研究連絡委員会シンポジウムテーマ 「アートの力――文化変容の可能性――」日 時 平成17年6月25日(土)13時〜17時会 場 京都大…

basteln

■アサヒカメラ アサヒカメラが送られてくる。来週発売の予定。「ヌードの饗宴」のなかに心霊写真。暑苦しい対談なのでかえって涼しげかもしれない。■スチル 映画のスチル撮りこみ。400ショット以上ある…。とりあえずシーン分けして、目に付いたシーンを分析…

講演会のお知らせなど

■講演会のお知らせ 下記の講演会のお知らせをもらいました。時間のある方はお越しくださいとのことです。 ―――――――――――――――――――――――― 神戸大学文学部・芸術学研究室・講演会のお知らせ紫陽花の季節、以下のような小さな講演会を開催することになりました。ご…

業務日誌

■業務 午前ゼミ。建築と身体をめぐる発表とコルセットの発表。 合間に専修打ち合わせしてその後、会議ひとつ。 それにしても雑用多し。■ 『羅生門』を久々に通しで見る。

ビデオで何々学

■ビデオで社会学しませんか (有斐閣ブックス)作者: 山中速人出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 1993/03/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見るをめくる。仕事の都合もあって購入したがなかなか良くできた本。もちろんシ…

入門書

写真の時代 (筑摩叢書)作者: 富岡多恵子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1991/08メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見るを久々に読む。これも写真論入門書。業界「外部」の人が写真について書いた本はいい入門書になる…

大きくなっちゃった手

■いろいろ学会抜きの久々の週末。遅れに遅れた原稿の仕上げにかかる。ヴィジュカル関係の最近の出版物もチェックし始める。■手と写真 本屋。エスノメソドロジーについての文献を探す。 仕事のついでに購入した本。偏見というまなざし―近代日本の感性 (青弓社…

院ゼミ

今日は院ゼミ。 映画の笑いとドキュマンとメルロ=ポンティについての発表3本。 それぞれまだ覆わなければいけないポイントはたくさんあり、とりあえずそこを攻めるが、言説に対する相対性がいずれもはっきりと表明されていたので、その部分はいいと思う。…

パノラマのパノラマで

講義講読。 講義はブリコラ展の話を暫しして時間軸や空間的座標をご破算にして編集しなおしつづけるのがブリコることと勝手に結論づけて本題へ。トルボットの最終回。というかもうこれ以上話しているときりがないので切っておく。まだまだ書ける。まだ前期の…

ヴューマスター・カイザーパノラマ

会議会議会議。雑用雑用。原稿催促。今日の一枚。 ベンヤミンの言及でもよく知られるカイザーパノラマ、そのヴューマスター版。 タイトルは「1900年頃のベルリン」。カイザーパノラマについては以前こちらに書いておいたのでご参照あれ。ネットで買うことが…

影絵コーナー

雑用3件。一日終了。 雑用にてんてこまいなのでこの間の民博の常設コーナーの一枚でも挙げておく。 影絵の様子を横長のモニタで映し、その舞台裏を右手の小さなモニタで映す。 モニタの光と影絵の光源との差異がちょっと面白い効果を生み出している。影の問…

展示を見せること

■アメリカ学会 昨日は同じく京大でアメリカ学会。 いろいろな学会に行くと男女比率とかファッションとかヒゲ率とか、質疑応答の具合とかその学会の特色を読めることが多い。 それはさておきその部会D「権力と展示」を聞く。 小林氏の報告(権力装置としての…

美学会に行く。ここのところ毎週末学会つづき。 カントの発表とディオニシオスの発表。かなり懐かしい感じの研究発表会。 …立場の問題とは思うが、テクストに真理が内在しているという強い思いに裏づけられ、内在分析を続け、そうした解釈者の共同体でテクス…

■ ポスター作り。制約多いので素材探しが難儀である。■ブリコラ展 昨日の展覧会のいくつかの写真。 鹿テルミン。後方にはだるまたちの後姿が見える。鹿にえさをやっているかのごとし。 子ども過多ゆえ二酸化炭素過多となり、小部屋の息苦しさ具合を確かめに…

ブリコラージュ

■ブリコラージュ展 遅まきながら民博の展覧会に行く。子ども多し。二酸化炭素多し。 学生(http://d.hatena.ne.jp/shirime/)はことごとく子どもに逃げられていた。私は子どもと動物だけは寄ってくる。 総じて元気のいい展覧会であった。 とくに面白かったの…

ブリコルことにしました

■講義講読の予定を明日の午後の講義講読は変更して、民族学博物館(万博公園)に行くことになります。 午後13時半から16時ころまであたりにいますので、参加可能な方は参加してください(いちおう授業は休講にしておきました)。 見るのは主にこれ→http://ww…