2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

■東京行き ナム・ジュンパイク展もあることだし表象文化論学会もあることだし東京行きを決める。■能とディックとマドンナ 何年ぶりかでお能の本を読み、お能のビデオを注文する。能はたしかにノスタルジア的なものである。過去に執着した想い=亡霊が出現して…

みのの日

■業務 かわいい論というかノスタルジア論。 ノスタルジアという誰にでも容易に生じるこの感性的反応を、素材にしながらそれを写真を契機にきっていって最終回まで行くというプランにする。ノスタルジアの議論というのは捏造された起源に皆感化されている、そ…

■ 『ノスタルジア』2回目通し。メイキングのドキュメンタリーがなかなか入手できず。 たしかにノスタルジアを語るにはいい出だしになる。■業務 ゼミ発表。エグルストンと美術館論。忙しいのだろうけれどちゃんとやりましょう。 終わって会議延々と5時間。■…

A Bit Feverish

■ 微熱のまま雑用あれこれ。 うなされついでに下記も購入。 バックナンバーの『シャッター&ラブ』も探している。これはサイスくんのブログで。 別の微熱ものである。 ■芸術学関連学会連合 について、あちこちでブロガーがコメントを書いてくれているし、増…

音×映像のデパート

■ 昨日は以前告知をあげた視聴覚文化研究会。最後はミック。お疲れさま。 研究発表に関してはまだ構築すべき部分はあるし、何よりも主張をしっかりと据えることが必要だと思った。あとはおいおいコメントします。■ ついでにヒッチ『知りすぎていた男』も通し…

入門授業

■ 朝、入門授業。ある意味DJ的にできるだけ映像を見せて映画の基礎文法。がっと話して終了。あとは雑用の諸々調整。いろいろ言いたきことはあるが軟着陸しそうである。■ノスタルジアの社会学 (SEKAISHISO SEMINAR)作者: F.デーヴィス,間場寿一,細辻恵子,荻…

UFO表象論とか

■ 朝、ひとこままるまるUFO表象論。学生の中には幼き頃の恐怖を甦らせる子もいたようである。UFO表象の歴史をほじくればほじくるほど『マーズ・アタック』のツボは増えていく。もうすこしトム・ジョーンズをかけておきたかった。はてなでは肉体派歌手…

視聴覚文化研究会のお知らせ

■ 午前ゼミ。『知りすぎていた男』の音の問題と藤子不二雄の二本。 前者は今週末にある視聴覚文化研向けのもの。 終わって公開講座の打ち合わせをして、就職ガイダンスのしきり。なんかずっとマイクもってさばいているような気がする。■ 明日はシンポ関係の…

エイリアンの触れかた

■20世紀SF映画大全 [DVD]出版社/メーカー: クリエイティブアクザ発売日: 2001/02/23メディア: DVD クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見る 20世紀ホラー映画大全 [DVD]出版社/メーカー: クリエイティブアクザ発売日: 2001/02/23メディア: DVDこの商…

カメラ・オーストリア

■次 ようやく帰京。実は帰りそびれたのであった。 シンポについて、そしてカルティエ財団展についてはぼつぼつそれぞれの日の欄かミクシに書きます。 ・・・さて次は秋に向けて新書の構想に入りつつ、9月の東京レクチャーの準備をしつつ、同じくこわかわいい論…

観戦の観戦

■カルティエ 久々にゆっくり寝て、ぼつぼつ美術館へ。 カルティエ財団展が東京都現代美術館で開催されていた。 ナン・ゴールディンの『性的依存のバラード』の音楽つきスライド上映、ジェイムズ・コールマンの『ボックス』、ドパルドンのパノラマ的映像作品を…

シンポ終了

■終了 シンポ終了。 まぁ自分に関してはあんなところ。ぼつぼつ内容は理解してもらったようである。 聞きに来ていただいた方々にとにかく感謝。映像機器が急に不調になったのは何か憑いていたのでしょう。たぶん。…それにしても シンポで全員への質問への答…

シンポ告知

■シンポ こんなのにでます。 <芸術学関連学会連合>主催 第1回公開シンポジウムテーマ 「藝術の変貌/藝術学の展開」日時 2006年6月17日(土) 午後1時30分‐5時会場 日本大学文理学部百周年記念館 国際会議場 (京王線「下高井戸」または「桜上…

スチルとムーヴィングの切り替え地点

■ 芸術における写真の言説をさらに調べる。各時代ごとの各アーチストごとの写真の用法をまとめて見ていると、一方で写真はすでにそのメディアとしての役目をとっくの昔に――30年前に――終えているということができるとともに、その時差ゆえに批判的能力が思い…

がでていた。表紙は手写真。(対)プロパガンダと手では写真集が編めそうである。

■ポストモダン を読む。増田氏のサイトで見た本。腑に落ちる部分がたくさんある。ぷちナショナリズムを巨視的な構造から分析した部分も明解で、分かりやすい。たしかに香山氏の分析ではただ病として摘出して終了になってしまい、ぷちナショへの批判とかに充…

入門用

■のこいのこ大全アーティスト: のこいのこ,大阪博報堂,ON・アソシエイツスタッフ,岩崎富士男,ヒロコムトー,山田とも子,テレビ工房スタッフ,大広,一光社スタッフ,長谷川敬,高田ひろお出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2006/06/21メディア:…

水木終了

■業務 朝『ストーカー』見せてから、演劇におけるシアトリカルとキャンプの話。そして最後はケータイ話。ケータイにおける複数同時接続の意味はまた戻ってくる話題になる。 午後1年生を見守り夕方から作品分析実習。ストーリーの章まで進み、基本的な道具立…

芸術と写真

■ Phaidonの『芸術と写真』を持ち帰る。騙されたと思って買うべき基本書のひとつ。このシリーズ、他にはこんなものがある。「写真」が面白いのは、主題でも運動でもないのに、並べられてしまってそれがこんな大部な本になってしまうところ。 この『芸術と写…

ダグラス・クリンプも訳しなおしで読み直し。 ソロモン=ゴドーも訳しなおしで読み直し。 セクーラとバッチェンはまた明日。 以上。

諸準備

■ドイツ写真展評 がでました。掲載誌は『映像学』。御笑覧あれ。■代補としてのVCArt History, Aesthetics, Visual Studies (Clark Studies in the Visual Arts)作者: Michael Ann Holly,Keith Moxey出版社/メーカー: Clark Art Institute発売日: 2003/01/1…

学会

美学会に後半から行く。秋庭氏の「類似概念の実効性について」。 終わって駅前でひたすら飲む。IさんとKさんとホテルのバーで深夜まで。…発表そのものは面白かった。旧来の科学が前提としている背後の枠組みと美術史学のそれとが、どちらも神学的、本質主…

業務の日

■業務 就職ガイダンスのポスター作り。何だかんだとポスター作りは毎度やらされている。 ポスター委員とかではない。ポスター委員になるのがおそろしくてポスターを作っているとでも言えばよいのだろうか。 白く大きい袋下げてふや町へ。業務連絡。 『キート…

水木終了

■水ゼミ 水曜ゼミ。民謡の発表とヌーヴェル・ヴァーグの読み直し発表。前者は、対立項をきちんと明確に立てて分析にかかったほうが話が早い。後者は、受容に関する資料のあたりをつけてから構築しないと後々困りそうな気もする。 どちらも聞きごたえはあった…