2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

業務その他

予想外にパフューム好きが学生に多かったので、試みに新作も買っておく。 世界と愛と死が私の周りで明滅するうた。いちおう電話CMでかかっているので電話うたのひとつ。□業務 昨日は大学。 バロックオペラ、美術館、北欧テキスタイルデザインの発表を聞き…

諸々

原稿送付して次の仕事AとBにぼつぼつかかる。 木曜日にようやく時間があくので少々お待ちください。■シャッター その仕事のひとつ、心霊映画の試写会に行く。以前も挙げた『シャッター』。 その解説の詳細は、ここでは書けないのでさておくが。 怖くはない…

24+3

■24+3 27時間TVを見つつ原稿書き。24時間テレビにたいする27時間テレビの意味とか、その意味の摩滅とかについてはまた書こうとは思う。80年代のテレビ論を考える一素材になる。そしてお笑い番組のある種の区切りになったのかもしれない。■業務 デジタル…

諸々

■引き算の現在 パフュームの奇妙さはすでにホソマさんが充分に指摘している。それはここを参照のこと。 ただ、この時制のない過去の未来がなぜこんなにまで受けてしまっているのかは不思議な現象かもしれない。別に80年代でもいい過去の未来形が、しれっとど…

写真電話うた

神戸。会議4つ出て、抗体検査をし、業者と打ち合わせの一日。■写真電話うた いまさら、、、だが資料として。 双方の歌詞が、ささやくような電話的声で交互につぶやかれる。でもそれだけではない。よく聞けば、歌詞のほぼすべてがおのおののモノローグにすぎ…

諸々

■デジタルディストピア派 フレッド・リッチンのデジタル写真論をざっと読む。 その一本はここに収録されている。The Critical Image: Essays on Contemporary Photography作者: Carol Squiers出版社/メーカー: Bay Pr発売日: 1990/07/01メディア: ハードカバ…

デジタル本

■ チョートクさんのデジタル写真本も注文しておく。二冊が異なるものであることを祈りつつ。 [rakuten:book:11148988:image] [rakuten:book:11148984:image]■デジタル写真の現在 日本でのデジタル写真言説は、1994年のミッチェル本の翻訳、2004年の飯沢本そ…

通院

■通院 病院から、半分初期化する措置を採るのでリカバリディスクを、と知らせが入ったのでお見舞いに行く。 小型の2号機を24インチモニタやスピーカ諸々につなぎ、当座文章を書ける態勢を急ごしらえで作る。できあがった外見はミクロマン巨大ロボに搭乗のご…

入院

■入院 パソコンをクリニックへ連れて行き、入院させる。全治一週間。 もしかするとすべての記憶がなくなる可能性もあるが、ひとまず最低限の記憶は救出するよう医師にお願いする。 …こういうときはこの2本。人はなぜコンピューターを人間として扱うか―「メデ…

業務と故障

パソコンが故障し、凹みつつ大学へ。■業務 院生学部生の発表4本。 比較音楽学と複製技術についての話、デュビュッフェの言説の政治的イデオロギー的構造の話、白髪の絵画的側面の話、都市計画における駅の話。 音楽学の話はテクスチュアリズムとそのメタコー…

サイレン

■ 仕事の合間に『サイレン』を見る。 この監督の作品はいくつか見たことがあるが、いつも確認してしまうのは、物語の側面からはかつての共同体的他者性のコードをパスティッシュ然とちりばめ、断片的な映像や諸々のカメラワークを効果的に積み重ねるという手…

業務

前期のノート類を整理するのに半日。 各種学会の資料も整理して半日。■恐怖映像の現在 うた番組で恐怖映像ベスト3というコーナーをやっていた。ビデオやケータイ動画による映像が、かつての心霊写真のレトリックを超えつつ、別の恐さのレトリックを生み出し…

遺産科研

■遺産科研 今日は世界遺産科研。…「世界遺産」という枠組みで写真系で話せることを頭のなかでまとめつつ、話を聞く。よく考えれば写真というメディアは、なんにでも絡むことができる、写真を純粋なメディアと考え、そのジャンルにとじこもる写真研究者も、逆…

今年の夏の仕事

■雑用終了 昨日は今期最終の授業あれこれ。実習では『パルプフィクション』の切り返しショットのヴァリエーションについて、映画『レント』の音への導入について話し、『四月物語』冒頭の映像を見せてもらいながら終了し、講義ではマイブリッジのマトリック…

音と筋肉

■音ホラー 今年の夏もホラー仕事があるので、いくつか見繕う。 音系ホラーに着手すること。すでにみた呪怨ものを再度考えること。『叫』の叫びも笑いながらしっかり記憶にしみついているのでこれも考えること。暗い優香の叫び顔もついでに足しておく。 さら…

デジタル・筋肉・研究会

■本業 …気がついたら次の原稿の締切が迫っているので再び唸りはじめる。 今度はデジタル写真論というお題。いつもの通り、まだ一文字も書いていないが、たぶん90年前後以降に急速に広まり寿がれ、2008年現在、誰もそれを正面きって扱うほどのことのない自明…

ステレオポルノ写真

■ステレオポルノグラフィー で、昨日の今日で、ホソマ師匠からステレオポルノ写真情報もいただく。早速注文してみる。 調くんも知っているかもしれないけれど、流しておきます。 Early Erotic Photos (Postcardbooks)作者: Taschen Publishing発売日: 1995メ…

表象文化論学会

先日書いたように東京の表象文化論学会でパネル担当。 初日はシンポに出て二日目も朝から比較的真面目に発表を聞き、質問したり、司会したりする。■学会 初日のシンポはたしかにかみあいにくい感があったのではあるが、発火点がいくつかあった。最近かみあわ…

土日のお知らせ

昨日は相変わらず一日授業の日。7時間くらい喋り続けてへろへろで飲んでへろへろで帰京する日。学生も、そしてJRの帰宅途中のサラリーマンも、この気候にへろへろになっている。前期はあともう少し。 夏が暇なわけでは必ずしもない。それは分かっている。…

雑用

■雑用1 今年から大学院生の論文途中経過報告会が始まる。 毎週の発表でいいのだが、そうも言えない事情がある。 このように次から次へと時間のつぶれる毎日なのであった。 そういうわけでポストハリウッド映画をどう論じるかという話とダンスとメディアの関…

グラフィティとループ

落書きの過熱報道を目にして、グラフィティとその参考文献や写真集を今となって注文する。 フォトグラフィティ論というのも考えうる。もちろんネットにあがる落書き写真画像にむらがる一連の動向も含めて。■映画史のループ 以前も紹介した『ストップモーショ…