2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

10:06

締め切り原稿にようやくとりかかる。とはいえ明日明後日明々後日は院試関係なのはつらし。■中平 とはいえこれは見ておかなくてはならない。なので見に行く。 ギャラリー10:06 たぶんテンロクでの上映会。 カメラになった男 写真家 中平卓馬長いと感じな…

フォーラム

■フォーラム 今日はこれの催しで神戸 大学院プロジェクト古典力基盤研究 「ロゴスの可能性と限界」(フォーラム形式) 13:30〜 ・増本:「言語への懐疑と認識の不可能性―20世紀ドイツ語文学の諸問題」 ・松田:「言葉の痕跡を求めて―ペゲラーのツェラン…

お知らせ

この間、卒論修論の審査手配とか、教務関係とか、学会の用事、院プロ関連フォーラム準備で忙殺。■お知らせ 北仲スクールの開校シンポジウムが開催されます。 詳しくはこのページを。 対論:内田樹×吉見俊哉 司会:室井尚 日時:2010年2月4日(木)18:00-21:00…

判定いろいろ

■意味の抗争 京大講読最終。今期は毎回数十ページという多めの課題をだしたものの、学生さんはなんとかこなせたような気がする。残る論文は来期に別のところでこなしてしまおう。テクストにしたのはいつもあげているこれ。ソロモン=ゴドーとブクローを訳し…

業務

■業務 木曜最終日。延々としゃべる。とはいえ来週も水曜まで授業はあるのだが。。。 ゼミは映画発表をしてもらい、懐かしのゼメキス出世作バックトゥザフューチャー2、奇妙な時系列と照明だが案外すんなり分かるエターナル・サンシャイン、ペーパー・ムーン…

業務

神戸。午前にゼミ発表4本聞いて、会議午後2本でじりじりと5時頃まで。今期の3回生は、ロリータ、パサージュ、宝塚、観客論、メディアアート、ティルマンス、シャーロック・ホームズ…。美学をやっていない私でも、少しは美学をやってみたらと言ってしまい…

シャーカフスキーあれこれ

■零度の風景 『アメリカの風景』(1981)や『写真家とアメリカの風景』(1963)というシャーカフスキーが序を書いたカタログをざっと読む。主張自体は、「アメリカ写真とフロンティアの伝統」と大差がない。「風景」という問題系が最初期から醸成されている…

Diana and Nikon

■Diana and Nikon ようやくマルカムの論をざっと読む。主張自体は首を傾げるしかないが、70年代にいち早くシャーカフスキーの論点を取り出した論考として貴重。 ちなみにダイアナとは60年代に発売されたトイカメラ。ハードカバーでは、これにディアーナ(…

スポーツ論

■メディアスポーツ論 スポーツの問題を論じた本を数冊購入。ざっと目を通したが『スポーツの魅惑と…』の語り口が興味深い。過剰で不気味な身体を覆い隠すべく物語素が総動員されるという話。 をあぶり出す (NHKブックス)" title="メディアスポーツ解体 ~をあ…

引き続き

■アウシュヴィッツ・アルバム アウシュヴィッツの写真アルバムを見つつ(昨日のコメント欄のURL参照)、ホロコースト映画&ドラマもあげつらっていく。それぞれ映画をめぐって編まれた論評も繰りなおす。到底40分では話は収まらないので来季の写真の授…

ロゴスと写真

■ロゴス話 月末に学内フォーラムで(写真と)ロゴスについて喋れいということになったのだが、同席するあとお二人の関心に合わせて、収容所をめぐるイメージの問題をざっと俯瞰しつつ喋ることになった。早速写真資料を揃える。 もちろんディディ=ユベルマン…

西部と私

雪を警戒して早朝神戸。昼頃、ブリザード吹くも一瞬。■西部と私フレデリック・J・ターナー (アメリカ古典文庫)作者: フレデリック J.ターナー,渡辺真治,西崎京子出版社/メーカー: 研究社出版発売日: 1975/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見るアメ…

シャーカフスキー

■『写真家の目』 シャーカフスキーの代表的論考をざっと訳している。『写真家の目』を経て『写真を見つめて』、ようやく『鏡と窓』に着手したところ。 彼の文章をよく読むと、いわゆるシャーカフスキー批判の言説が拾っていないノイズが結構散らばっているこ…

西部他

■西部史料で読むアメリカ文化史〈3〉都市産業社会の到来―1860年代‐1910年代作者: 亀井俊介,鈴木健次,佐々木隆,大井浩二出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2006/03/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る『クロ…

セカイ、西部

■カメラの現在 セカイカメラ。 ようつべはここ。 浮遊するタグ化される世界を見るためのヴューアー。これもカメラの現在形。あるいは現在の現在時制のみの写真のありかた。資料としてメモ。橋本君のところに書いてあるスキャニングもこの現象形のひとつ。 ■…

写真人生、フロンティア言説

■写真人生 シャーカフスキーのヴィデオ。原稿に間に合うかわからないがこの際注文。 Life in Photography 邦訳するなら写真一徹とか写真人生とかになるのか。 ■フロンティア言説のフロンティア シャーカフスキーの議論で、フロンティア言説についての参照項…

新年

あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。■仕事 ひとまず月末1本。シンポ1本なのでそれぞれの準備を始める。 シャーカフスキーの古典的論文の訳をもう一度検討しはじめる。もうひとつは写真のロゴスというテーマ。 独文の先生と…