2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

見学会

昨日は立命の院と学部。いちおうどちらもひとまとまりの話を終える。次は、院はヴァナキュラー写真の話へ、学部はバルトの前期後期へ移行する予定。■『裁判員になりました』 日弁連の裁判員映画映像も届く。 他の同様の作品との差異は、裁判官席からのアング…

裁判員関係

■裁判員制度裁判員制度想定問題集 裁判長! おもいっきり悩んでもいいすか作者: 北尾トロ,村木一郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2009/05/18メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (10件) を見る罪と罰の事典-「裁判員時代」の法律ガイド作…

シンポ

昨日はパクリシンポをのぞきにいく。 パネリストのバランスのとれた面白いシンポだった。増田氏のマシンガントークといい、細馬さんの細馬節といい、両者、そして伊藤氏の絡みだけでも満足。パクリというリジッドな反応が浸透する現在、それにどう介入できる…

物語と法廷

■物語と法廷 も注文。裁判にはいくつかの物語のせめぎ合いがある。 裁判員制度導入以後、冒頭陳述は少なくとも二つ呈示されるし、裁判員による事実認定はこのストーリー形成の説得力に関わっているし、さらには供述調書という奇妙な物語編集、また法廷でのそ…

スポポモ

■スポーツ批評のポストモダン というと何のことかわからないが、当時新たな批評の試みとして開始されたスポーツ批評の例も挙げていく。 世紀末のプロ野球 (角川文庫)作者: 草野進出版社/メーカー: 角川書店発売日: 1986/08メディア: 文庫この商品を含むブロ…

裁判員報道あれこれ

■特集ページあれこれ 裁判員関係ニュースを2008年からざっと見る。 47ニュースの裁判員特集ページ。 読売新聞はここ。 朝日新聞はここ。 毎日新聞はここ。たとえばこの記事には制度施行当初の批判的論調が弱くなっていることが指摘。 この記事には量刑判断の…

映像と判断

■裁判映画 審理の様子の映像化事例をもう少しバリエーションを見たくなり、これも見る。 人質司法と言われる部分の描写があり、また裁判官と被告とのツーショットの撮り方、フォーカスのぼかしの逆転にも特徴がある。■裁判映画2 現在アップされている裁判員…

記号学会@神戸大のお知らせ

■学会のお知らせ下記の学会をGW明けに開催します。 …明滅し、過剰になり、根拠があいまいになったりした判定、その諸現象を各方面の専門家からうかがい、議論をしてみようという企画です。 ポスターと詳細なプログラムは学会サイトのここからダウンロード…

■ モ−フィング事例をあさる。書きかけ

裁判員映画

■裁判員映画 が数本あり、ウェブにあがっている広報映画、過去の広報映画を次々と見る。模擬裁判の映像は説明に到底使用できないので、その代わりに、裁判員制度、とくに評議の様子などをうまく描き出している映画例がないかを探している。それぞれで微妙に…

初日2

■初日2 神戸初日。午前から2,3,4,5限と長丁場の日。 2限の講座入門授業ではマンガの文体練習を素材に話をし、3限の特殊講義では写真の基本的入門書を紹介し、1年生用演習では『スネークアイズ』を見せ、最後は昨日のモーフィング話をしつつマイケ…

初日

京都で非常勤初日。今年は立命で大学院と学部のふたコマ。建物と建物の移動を人の群れがふさぐ、神戸にはない稀有な体験をする。で学部の大教室が末川記念会館という場所。陪審法廷がある。もはや無理だけどこういう場所で判定をめぐる学会をやってもよかっ…

素材

神戸、会議がお流れになり雑用をひとしきりこなす。■講読素材 講読の素材にいくつか選ぶ。最初のものは初期映画からポスト映画までmorphを考察した論集で面白そう。以前表象学会で聴いた石田発表のようなものをさらに展開できないかということと、時代を現在…

東京出張

■シンポ 3日はバッチェン・シンポ。結論からいえば、不完全燃焼だった。 とはいえ、基本にあったのは、第一にバッチェンをきちんと導入すること、間違ってもコレクターにすぎないひととしてしまうのではなく、理論と実践双方が行き来しつつこういう展覧会も…

諸々

忙しいことは変わりなし。内臓が悲鳴をあげているので休肝日は必須になっている。■27日 27日は科研。川田さんのトゥオンブリの写真が事例として面白かった。西村さんの美的フレーミングの議論もなるほどと思わせる論。ただし、醜の問題の混乱を制御し、美と…