2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

北海道終了

■北海道 北海道2日目終了。北大のキャンパスは軽いウォーキングか森林浴になる広大さ。 学会では初日のシンポと二日目発表を5本聴く。感想はまた書く気が起きれば書くと思う。 今回は写真史/論の研究発表はゼロ(シンポの倉石さんのコメントのみ)。映画…

コミュニティ、ホラー、情動

過酷な前期もようやく折り返し地点に達する。 明日から北海道。■コミュニティ論小集団の時代―大衆社会における個人主義の衰退 (叢書・ウニベルシタス)作者: ミシェルマフェゾリ,Michel Maffesoli,古田幸男出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 1997/11メ…

業務

■業務 昨日は7時京都発で京都着が8時の猛烈に忙しい日。 朝の教養立ち講義では『絵画のメディア学』の有効な流用方法の手前まで話をして、終了。6つの機能に関する写真バージョンをつくってみる。 午後の専門立ち講義では『アバター』がいかにチュートリ…

大会終了

■記号学会終了 というわけで東京での大会終了。 初日はマイコンブーム創世記という枠組みでヴィデオゲーム成立前後までが語られ、続くオンラインゲームの対論が続き、二日目のシンポでヴィデオゲームにより全面化した問題を討論するという流れでした。 あほ…

お知らせ

■お知らせ 今週末、東京で記号学会が開催されます。今回の特集はゲームです。以下のページを参照ください。http://www.jassweb.jp/2011/04/post_24.html 日本記号学会第31回大会・開催情報開催日:2011年5月14日(土)、15日(日) 開催会場:二…

ゲーム時間の分類

■ゲーム時間の分類 演劇よりも映画よりも長い時間を要することが多いゲームの時間、それを考察するためにウォルフはまず静止と運動という概念を検討する。 運動が知覚されない状態を静止と私たちは見なす。過去のメディアを例に挙げれば、絵画や彫刻や写真が…

ゲーム空間の分類(承前)

■ゲーム論 空間的分類7 独立して運動する平面のレイヤー状の構造の画面 例としては『ザクソン』、『スーパーマリオブラザーズ』が挙げられる。相互に独立して運動する互いに重なり合う平面のレイヤーからなる空間がここでは意図されている。前面のレイヤー…

■ 5 スクロール(軸はふたつ) 上下左右にスクロール可能なスクリーン。『ウルティマ3』などが例に挙げられる。 こうしたゲームの大部分は、あるエリアを鳥瞰的に見下ろす画面が含まれ、同時にその中の対象は側面観で示されている。上下左右とあるがどちら…

諸事情で半端なく忙しいので、各方面の方々にはすみません。たぶん書き足していくはずのウォルフ(ウルフ?)のゲーム論はしばし中断。■ウメズ論 ウメズ研究をいくつか読んでいる。ウメズ特集号のほとんどは主題分析が占めているが、そうではないものもちら…