若旦那と眠り

京大近くの歯医者へ行く。いつものごとく歯のパノラマ写真を撮影してもらい治療。ここの若旦那にはもう十年来面倒をみてもらっている。ヤニと歯石を根こそぎにしてもらう。
 ところで今週来てもらうカンフー好きの高野の電器屋も若旦那。京都は若旦那率がそもそも高いのだが、気がつくと知り合いたちは皆若旦那であることが多い。散髪屋も若旦那、酒屋も若旦那。

 いつものごとく本屋の横の喫茶店でぼちぼちと仕事。ここがよいのは、適度に雑音があってちっていること、隣の本屋の検索機で本調べが容易であること。根本氏『眠りと文学』を買う。まだ粗読みしただけだが素敵な本のようである。カフカプルースト、写真、映画、うつすことの多面性。

(書きかけ)