2012-01-01から1年間の記事一覧

■研究会 以下の予定で今週末研究会を神戸で開催します。 第七回神戸大学芸術学研究会「身体と同一性」開催のご案内 HP:http://www.lit.kobe-u.ac.jp/art-theory/event2012.html 日時:2012/011/24(土)14:30- 場所:神戸大学人文学研究科A棟学生ホール 概…

2か月以上

学会も終わり、引越し復路も終わり、授業も始まって科研の書類もいくつか片付いて、まだまだ片付かないことが多いのだが、そんなこんなでようやくここに復帰。気がつくと2ヶ月以上経っているのであった。■写真論講読Photography Theory in Historical Persp…

■雑誌 ノーラン特集。ノーラン作品については、それぞれの作品が組み立てが入り組んでいて、しかもその割に案外分かりよく、ついつい解釈ゲームにつきあってしまいがちになるのだが、それでは物足りないと思っていたので早速買ってあれこれ読んでみる。個人…

■引っ越し往路終了 先日書いた引っ越し作業は終了。手伝ってくれた学生さんには深く感謝。とはいえ10月上旬にもう一度往復の復の作業があるのであり、授業や研究はひとまずどうにも手がつけられない状況になるのであった。そんなこと言っても仕事は来るので…

■引越 まだ授業も終わっていないのに、研究室すべての引越作業を月末までにせねばならないことになった。今の職場に来て引っ越しは2回目。今回は文学部などにお金など配分されるのだろうかと半信半疑だったのだが、奇跡的に急きょ建て替えが決まった。しか…

アキラと羊

■ラマール文献 ラマールのアキラ論は翻訳があった。気づくのが遅くて積み残し。 ラマールの本はどうやら名古屋大学出版会から「近」刊なのだそうで、他もらしている議論をゼミで読むことにした。同時にMechademiaもざっとそろえて学生と読むことにした。 ■羊…

科研等

■お知らせ 私もメンバーの科研で次の講演会があります。外部に向けて公開かどうかはわかりませんが、基本的に大丈夫だと思います。ということでお知らせまで。この後、ラマール氏は表象文化論学会でのシンポジウムにも出るのであるが、その情報もリンクして…

パノラマ+エイリアン

■パノラマ集成 パノラマの資料集成のようなものが今年末には刊行されるらしい。 Panoramas,1787-1900 Texts and Contexts アマゾンにも出ていた。Panoramas, 1787?1900: Texts and Contexts作者: Anne Anderson出版社/メーカー: Routledge発売日: 2012/12/01…

■エイリアン論 『Science Fiction Studies』の1980年の号にエイリアン・シンポジウムの数本の論文が掲載されていた。ざっと読んだが、グレマスのあの四角形をつかいながらイデオロギー的批判を繰り広げる感じの議論がいくつか。つまり人間をまずは立てておい…

■ 神戸に行くも暴風警報で全面休講。すごすごと引き上げる。京都から出発すると道中で警報発令ということになってしまう。 講義で議論する『エイリアン』論をあれこれ探していた。バーバラ・クリードのアブジェクション論だけではあまりにももったいないので…

ひとはなぜ裁きたがるのか 宣伝

■宣伝ひとはなぜ裁きたがるのか―判定の記号論 (叢書セミオトポス)作者: 日本記号学会出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2012/05/18メディア: 単行本 クリック: 39回この商品を含むブログ (2件) を見るこの学会の編集委員(長)も引き受けてしまった。というわ…

■シンポと学会など 週末に先日宣伝した学会があるのだが、思い切りかぶっているしかも写真シンポがあると気付き少々うろたえる。いけるわけないだろ…ここをご覧ください。 とはいえ、いちおう編集委員長の立場なので、宣伝をすると、日本記号学会の大会、1…

同一性の謎

ようやく時間が少しできたのでもろもろ。忙しい理由は、いつも通り学会誌編集と学会準備、職場の同僚が副学部長になってしまったこと、そして何より育児がある。■同一性の謎 橋本一径氏からルジャンドルの邦訳をいただく。いつもながら感謝。同一性の謎: 知…

キャロル、ヒルズ

■ キャロルのホラー論へのマット・ヒルズの批判を整理している。キャロル的モンスターの組み入れられない事例の問題。アート・ホラーという感情が組み込めない情動(アート・ドレッド)の問題、これと結びついて対象志向の恐怖に照準しすぎる点(対象の不明…

ホラーの認知論

某B学会の再査読を終了したと思ったら、某A像学会の再査読と査読がやってきて、自分の職場の紀要の査読もしろとお達しがきて、それを進めつつ、某K号学会の編集を進めているのである。たまには断ったらどうすかと先日某出版社のひとに言われたのだが、、…

本メモ

ヴィデオ―再帰的メディアの美学作者: イヴォンヌ・シュピールマン,海老根剛,柳橋大輔,遠藤浩介出版社/メーカー: 三元社発売日: 2011/12/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 50回この商品を含むブログ (3件) を見るが出版されたとの知らせを聞く。訳した…

母物とホラー

□写真「メディア」The Media of Photography (Journal of Aesthetics and Art Criticism)作者: Diarmuid Costello,Dominic McIver Lopes出版社/メーカー: Wiley-Blackwell発売日: 2012/03/07メディア: ペーパーバック クリック: 8回この商品を含むブログを見…

あれこれ

■研究会 マンガをテーマにした視聴覚文化研究会に参加。結局、マンガの情動モード作用に相応しいクリティカル・ポイントを探り外に開くにはどうするかということ、散漫なヴァナキュラーなテクノロジーとしての漫画、複数形としての漫画などがひとまずキーワ…

パリに唐突にやってきてもう明日帰る弾丸出張。 ジュ・ド・ポームのアイ・ウェイ・ウェイ展がなかなかの賑わいだった。初期のNYなどでの芸術家達の写真から、北京の近代化にともない旧い町並みが根こそぎ解体される写真、ドクメンタでの無茶なプロジェクト、…

諸×2

ようやく29本目の博論が諸々終わり、レポート60本ほど読み終えてだいたい整理終える。明日に向けてもう一本ラストの30本目を読みはじめる。■タイムマシン 各所でお知らせがあったのでここには告知しなかったが11日はタイムマシン研究会に参加した。メディア…

女子女装コスプレコスメ本

■ 30本中28本まで読む。この間、少しだけ気になった未読の本をメモしておく。 テクノゴシック作者: 小谷真理出版社/メーカー: ホーム社発売日: 2005/08/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 35回この商品を含むブログ (30件) を見る死想の血統 ゴシック・…

22本終了。あと8本。 卒論はやはり早くから真剣に集中的に取り組み、校正行為を繰り返しているかどうかで雲泥の差がある。にしても未校正の文章を補いながら読むのはこの時期辛い。■富士幻景―近代日本と富士の病 (Visions of Fuji: An Incurable Malady of M…

30

あちこちの査読を引き受け、この間に出た卒論修士論文、はたまた博士論文、合計したら30本になったのであった…。もう少し手分けできないものか。■ 中国映画の議論がもう少し知りたいのだが、中国語を相変わらず読めないこともあり、留学生に聞きつつリストを…

■ゾンビーノ ゾンビものの第二次段階を集めることにした。ゾンビーノ デラックス版 [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売日: 2008/04/23メディア: DVD クリック: 78回この商品を含むブログ (62件) を見る 来期のホラー続編授業のため。…

参考文献メモ

■参考文献 以下覚書。 ゼミでできはよくなかったがヒーロー論の今昔をやっている子がいた時にいくつか思い付いた参考書。仮面ライダーの現在をあげるまでもなく、構造ばかりが際立つ現在のヒーロー問題。 映画の中の女と男―アメリカ映画のジェンダー表象作者…

開始

京都の某国立大は4日に授業開始だし、某私大は6日だし、ちょっと常軌を逸している。授業回数によってことが上達するものとそうでないものがある。そういう当たり前のことも言ってみる。ひとまず授業はするけれど。。。■展覧会 神戸の院生とも親交のある水…

挨拶

あけましておめでとうございます。月並みですが今年もよろしくお願いします。 正月にあげる書評原稿1本、間もなくあげます。また、1月中に某科研原稿は何とかあげます。同様に、某シンポの原稿も何とかし、某学会のまえがき原稿も月末までには何とかするは…