2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

MR

■神戸観光 『アートツーリズム ワークショップ「神戸観光」』のお知らせをあれこれいただきました。 サイトはここ。 サイトをご覧になれば分かるように、 11月4日には澤田知子さんについての、23日には藤本由紀夫さんのイベントがあります。前者は参加できる…

連載最終

かえる目CD聞きつつ仕事。 その一曲『女学院とわたし』の歌詞。 「あなたのことを思い出す/あの日の曲が流れるたびに」のノスタルジーへの引き込みから始まり、「…も…も…も奪って/…だけわたしにくれた人」という押し引きの力学があって、「甘いみかんの…

目の欠如の二乗

なんだかんだで忙しい。 あとひとつ書類を片付ければ連載原稿にかかることができそう。■監視映画論 今期の授業では、前期に積み残したマイノリティ・リポート、これについての各論文を下敷きに、3回ぐらいでこの映画を議論することにした。目や見ることや監…

愛の印の送付物

この間ずっと風邪。まだ小康状態だが覚書。 ―――――――――――――――― 20日 唐ゼミ公演を見にいく。去年にもまして圧倒的なイメージの奔流を浴びる。終わって室井さんと役者の皆さん、関係者の方々とも飲む。演劇を論じる学生や院生はぜひ見にいくべき。21日 何もな…

ケータイ本

■ケータイ写真論Cell Phone Culture作者: Gerard Goggin出版社/メーカー: Routledge発売日: 2006/08/24メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログを見るを購入してみる。ケータイによる写真問題についてが一章になっている。

テルミン関連

■盗聴とテルミン 学内のポスターデザインを考えつつ、一休みしながら続々と届くテルミン本を読む。盗聴技術とテルミン、電気主義者レーニン、男気スターリンの話を読む。…ケロミン、マトリョミン、ムル。 ヴァリエーション多し。薬の名前みたいな名前多し。■…

秋晴れ見学会

■見学会 午後ぶちぬきで見学会。 そもそも大学が改修中で壁もぶちぬかれているのだから 授業も場所もぶちぬいてどっかへ行ってしまう。 今期はそういうことにしている。授業も時々するけれど。 見にいった展覧会は『現代美術の皮膚』。 ファーブルの虫服、ド…

文献テルミンデビュー

■文献あれこれ あれこれ注文。カッツの本は翻訳されていたのであった。期待はしていないけれど注文。ケータイものはなかなかヒットが少ない。各国の事情や個人の分類など、それは分析としては参考になるのだが、あの身に帯びるものの感覚がいまひとつ捉えら…

文献あれこれ

フィルム・アート―映画芸術入門―作者: D・ボードウェル,K・トンプソン,藤木秀朗,飯岡詩朗,板倉史明,北野圭介,北村洋,笹川慶子出版社/メーカー: 名古屋大学出版会発売日: 2007/09/20メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 43回この商品を含むブログ (10件) を…

クロノピクス

顔ちぇきに田村正和の写真を送ると本人率58%の結果がでるのだそうだ。 本人すら本人未満であるという緩さ。なんとなく納得する。 もちろん、ちぇきが緩いからなのか、正和がいつも正和しているからなのか、それは分からないけれど。 ■chronopix クロノピッ…

緩い顔認証=顔ちぇきもの

■ゆる認証問題 以前音セキュリティの話題にした可聴周波数のサイトが話題になっている。年配のひとには分からない周波数の着信音に自分がどこまで聴取対応できるかが分かる。もはや現象学的志向性とか面倒くさいものはスルーして端的にリテラルに物理的に確…

笑顔認証

■笑顔認証 最近とても気になるのが、各種カメラの宣伝に登場する顔検出機能。 たとえばソニーの顔キメ&スマイルシャッターとかフジフィルムの顔キレイナビがある。 笑顔シャッターが切れるのを待つ、つまり自動機構に笑顔と認識されるまで笑顔で待ちつづけ…

後期予定と情報諸々

■業務 一息つくまもなく授業。 監視映画論の続編と銘打った今期は、とりあえずマイノリティリポートをもう少し細部にわたって取り上げて議論し、ポルターガイストにおいて回顧されているテレビ的なものの作用圏を監視問題に接続してみることにした。どうなる…

告知等

■不在の亡霊Phantasmagoria: Specters of Absence作者: Jose Roca,Judith Richards,Bruce Sterling出版社/メーカー: Independent Curators発売日: 2007/10/01メディア: ハードカバーこの商品を含むブログを見るファンタスマゴリアから幻燈をへて写真スライド…

学会2

■学会2 今回は結構真面目に発表を聴いた。感想をざっと。写真映像関連がメイン。 ドゥルーズと映写の発表は、少々浮いた感のあるフリッカ問題をもう少し押し広げてそれだけで独立させ、メディア間の問題にするととてつもなく面白くなりそうだったし、ほぼ最…

学会と羊

■学会土曜日から月曜まで北海道で学会。 …学会全国大会というのは毎日酒を飲んで皆がええ声になっていく3日間なのだということを確認する。 詳しくはまた書きますが、ひとまずゼミに参加していただいたかたがたには感謝。お疲れ様でした。その他ゼミとして…

ザクセ本

朝、締切間際の原稿ようやく書き上げて一本送り、 その後長々と書類書きの一日。 これができればもう一本書いて、ようやく9月の仕事が終了する。■ザクセ本Die Erziehung zum Wegsehen: Photographie im NS-Staat作者: Rolf Sachsse出版社/メーカー: Philo F…

交霊会本

今日も朝から神戸。午前午後会議こなして4日後の予行演習を少しだけのぞいて帰京。■交霊会本Faces of the Living Dead作者: Martyn Jolly出版社/メーカー: Mark Batty Publisher発売日: 2006/06/01メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (2件) を見る…

たとえばザンダー

会議。書類いくつか。世には書類書きに有能なひととそうでないひとがいる。私は後者。だからたまっていくのであった。明日も会議。明々後日も会議。原稿も短いのニ本。 5日までには書きます。写真特集なんだそうな。■ザンダー関係本 先日話をしていたザンダ…

レクチャー終了

レクチャー終了。 長丁場の議論に参加していただいた方々に感謝。実に10年ぶりくらいにベンヤミンの話をしました。ぎこちなく、かたかたと動くベンヤミンのテクスト経由の写真が、よく言われる30年代の写真の文脈よりももっと広範な文脈をもっていたのではな…