パリ2

photographology2004-07-31

 近所にあるグレヴァン蝋人形館へ行く。アムスとの差異が興味深いのと、レイノー関係の装置、フーディーニ関係の写真、ここかしこの奇怪な内装を記録しておく。ここでも重要なのは鏡である。人形の間に入りこむための鏡。万華鏡の効果を生み出すものとしての鏡など。これはあらためて詳しく書こう。
 国立技術博物館へ。視覚装置関係で興味深い展示を見る。タブローアニメという額縁に囲われた数層の機械仕掛けの見世物が自動機械コーナーというかエネルギーのコーナーにある。ファンタスマゴリアの簡単な装置も展示されている。
 またも友人とノートルダム前待ち合わせ。中華街へ繰り出す。中国は何処へ行っても中国。同一である。ぶれは微塵もない。

画像はグレヴァンの大広間にあるリュミエール兄弟とメリエスレイノー揃い踏みの蝋人形コーナー。装置が本物であるところがすごい。