久方ぶりの大学

久方ぶりに大学へ行く。来週の学会の段取り確認と来春刊行予定の雑誌の編集会議。今年あと2本論文を書くことがほぼ確定する。何を書くか車中で思案する。

 いつものように研究室の椅子に腰を下ろすなりはかったように電話がなる。いつものセールス電話である。パターンはいつも決まっている。(1)得体の知れない横文字の会社名をなのること、(2)用件を問いただしてもいつまでも言わないこと、(3)税金をとられすぎていると思いませんかという問いだけで押してくること、(4)この問いに「思わない」と答えても執拗に食い下がってくること、(5)同僚に確認すると名簿順に電話が回っていること。