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講義講読。
羅生門』を終えて『ショアー』に。基本的議論をおさえつつ映像を見せる。
ハンセン論文は、第二の迂回路の部分。『映画の理論』に含まれることのなかった草稿部分を読み直す作業。もちろんそれはクラカウアーへの数々の批判に対して、彼の議論がもっていた批判的可能性をあえて掘り出すためにあるということ。ハンセン論文を各種集めているので、講読で読んだものも含めて夏にはレジメをアップするかもしれない。

今期こそTVドラマを見ようと思い、なぜか『女系家族』。えらいキャスティングである。「テレビ消灯時間」的に素材になるドラマ。