編集2件続行


 午後から神戸で編集会議。こういう機会に各大学の状況とかよく分かってくる。
終わってワインを飲みまくりウィスキーを軽く飲む。
 その場で広告のレトリック話で盛り上がる。例えば赤玉ポートワインのポスターとか。
 広告のいくとうりもの意味素を読み出す解釈が一方にあり、他方で言語によるレトリックからの枠組みがそれには当てはまらぬという反論もある。ただ、私が重要に思うのは、ポスターが設置される社会的平面である。北田氏の議論でもあるように、立ち止まって注視されることなく一瞥されるという広告の見方は、さらに時代によって微妙に異なるような気がするからである。ということを今編集している別雑誌の論考で読む。


別の仕事でポスター論とモード論を読む。どちらも面白い。視覚文化特集なので以前『オクトーバー』誌77号で作りかけた訳文を続行する。