醜というお題

photographology2005-08-27


 科研。今回は醜と排除の美学という題目。案の定会合後に飲んで延々と話をする。
 醜という問題設定が、美を対立項とした古典的なシステム内の話なのか、あるいは昨今のおぞましき表象の趣味に対して距離を取るのか取らないのかとか、疑問はいくつか生じる。たぶん両者ではない醜の感性論を目指すということだろう。担当は写真なので考えることにする。

 写真はホテルのバーで半ズボンを注意されたS先生の半ズボン。ズボンごときでエスタブリッシュか否かを分けるというのも何だかなという感じ。