パノラマランカイニンギョウ

■パノラマとランカイとニンギョウ
 遅まきながら

人生は博覧会 日本ランカイ屋列伝

人生は博覧会 日本ランカイ屋列伝

を読む。後者は細馬さんがパノラマ考を書いている。中央に立って見渡すパノラマではない、うえから覗き込んだり間を経めぐったりする「変態」パノラマが明治末に主流となった事情が書かれている。かなり以前に見た生人形展、昨年夏に見た蝋人形館も含めて考えてみようと思う。人形師の話も調べる必要あり。
 ついでに『永遠の貌』も買う。フォン・シュロッサー『死せる眼差し』、まだ進まぬまま。