玉音写真の読み方

八月十五日の神話 終戦記念日のメディア学 ちくま新書 (544)

八月十五日の神話 終戦記念日のメディア学 ちくま新書 (544)

以前書いた『インターコミュニケーション』54号の二つ目の対談から。
玉音放送の文面が815字であった(実は違うらしい)とか、放送を聞いている際の人々を撮影したはずの数々の「玉音写真」の読みの問題だとか、アメリカ盤「玉音」の持続時間4分37秒をあの「4分33秒」にひっかけて議論をしていくあたりとか、甲子園野球との関係とか、いろいろな素材がちりばめられている。

甲子園野球の語りのレトリックとか、連帯責任的な処分とか、言われてみればなるほどという部分多し。