ぎっちり


講義講読講義。
教養的な視覚文化授業では映画を3本見せてショットと視線のつなぎの文法を話し、講読ではクラカウアーの歴史的認識の部分をじりじりと読み、パノラマ講義ではパノラマ制作の細かな点を説明する。ウィーン話も少し。
以前ドイツにいた時、クレーリーとかの刺激的な英語の書物を見つけ、そうした書物の中にオリンの書物も入っていた。間口は狭くてそれだけでだめという評者もいるかもしれないけれど、リーグルに関する議論に再び火をつけ、言説の磁場をひらいた感のある『表象の形式』を少しだけ紹介する。もちろんこてこての記念都市ウィーンとセットの話ではあるが。終わって韓国料理。

■携帯写真論
携帯写真論の授業を考える。しかも携帯なしでは参加できない授業とか、小レポート携帯送信とか、授業概要も携帯告知とか、レポートに絵文字可とか、妄想をあいかわらず繰り広げる。

以上、ぎっちり働いてみた一日。