蝋人形のビフォー/アフター

■シンポ

造形大のシンポに行く。第三部になると学生がざざっと帰って2階席はこんな有様。むしろ第三部の企業関係者が顔を並べる時に、したたかにその話を聞いているふりをするぐらいの学生がもうすこしいてもいいと思う。結局彼らとどう交渉し、説得し、場合によってはだしぬくのかが大切だと思うから。第二部第三部のシンポをとりあえず聞く。

■ビフォー/アフター
 蝋人形論もう一本発見。詳細は佐藤氏のブログ参照。
 http://d.hatena.ne.jp/morohiro_s/20051120
 『視覚的展示』表紙にあるのは、蝋人形館の制作途中の人形の棚なのだろうか(たぶんそう思う)。グレヴァン蝋人形館は、拷問や処刑のタブロー満載であったのだが、なかには断頭台の横にずらりと切られた首が台に載っているタブローもあった。そもそも製作途中の並べられた首の棚とそれほど変わりがないというのも、蝋人形館の本質的な部分だと思う。写真の右は《マラーの死》。今日のタブローとして挙げておく。