あいのり紹介


ひとのネタにあいのりして申し訳ないが、写真論のアンソロジー決定版はケンプが編集した次のシリーズである。これは4巻本(第4巻はアメルンクセン編集)。セレクトに偏りはあるが、現代まで網羅されている。絶版扱いが多いがなぜかドイツの本屋にはごっそり並んでいたりするそうな。

Theorie der Fotografie 1. 1839 - 1912

Theorie der Fotografie 1. 1839 - 1912


『肉の蝋人形』見返してポイントをまとめる。
テクニカラーのあの微妙な色合いの映像はみんな蝋人形化してしまう。
映画のディゾルヴとカットが身体の切断や蝋の溶解とうまく溶け合っている映画。
30年代ホラー映画論とかに繋げていくかもしれない。
とにかくこれで蝋人形シリーズは終了。

次はイルミネーション論。