汚れとみにくい

Wコージ
朝、姉一家の見送りをすませて、お笑い番組をうつらうつらしつつ見る。
たしかにmorohiroくんのブログにあるように、今田くんの「いじり」は年々うまくなっている(http://d.hatena.ne.jp/morohiro_s/20060103)。各チーム30名ほどの芸人のボケをあやつりながら、何となく中だるみしたとたんに突っ込みのしかたを変える、バリエーションも豊富である。もう中堅の芸人の中で兄貴的地位を確固としたものにした感がある。さわやかな兄貴という感じ。これに比してWコージーの片割れ東野のほうはまだまだ汚れたままである。…時には東野と一緒にいる2人のもっと汚れたボケを見てみたい。放課後電磁波クラブ並みの。

 どうでもいいけど、全体的にしばりが緩くなっている時期だから、中川家とジカチョウの即席楽屋コントをテレビ大阪ぐらいで延々とやってほしい。酒飲んでうつらうつら見るには格好のネタだと思う。

■みにくい写真論のために
『写真とグロテスク』を読む。
フォルムとテクスチュアとマルティプリケーションという論点が写真におけるグロテスクを検討するための基礎概念として立てられる。人体の輪郭とてらてらした肌理と執拗な反復。まだ納得はいかないけれど、もう少し読んでみる。