レノ型のみ

旅の記録は週末まで無理。その代わり蝋人形写真一枚挙げておく。
題してレノ型。レノの手も握り放題。もちろん蝋を通してである。
 

大学で雑用。12時前帰宅。
出張から戻ってくるとほぼ一週間まるまる働きっぱなしの予定。
ま、それも仕方なし。

以前にも書いたがドイツ現代写真展の展覧会に合わせて大学院生主体のコロキウムを開催することになった。2月11日に向けて、ドイツ写真の受容の文脈を仕事の合間にぼつぼつおさえている。ベルリン、フォルクヴァング、デュッセルという3つの中心と戦争を挟んだ妙な時差と内外の問題がドイツ写真の形成には影響を及ぼしている、とか考える。
 MoMAで開催されたデマンド展のカタログ、しゃれたタイトルのついたクリスティアン=シンクのカタログを待つ。後者は何せコンセプトから写真の作り方からタイトルのつけ方まで巧妙である。今回の展覧会で新たに気になった作家のひとりではある。もちろんデマンドも展示を含めてよくできた作品ではある。あと、ルクスに関しては深読みをするべし。私はいまだにきちんと論じられていないグルスキーを先の時差や内外の差異から検討してみたいと思う。
 関西のあちこちの院生にもそれぞれの得意技で話をふっていくのでボールを打ち返してもらうことにする。じき時間があったら連絡します。