パノラマ・モード

■パノラマ
 トゥーンのヴォッヒャー・パノラマへ。あるいはこちらのトゥーン美術館のサイトを参照のこと。右下の画像がぐるぐる回ることのできるパノラマ・パノラマ画像。
それにしても資料が乏しい。
 ドイツ、オーストリア、オランダと来て、スイスはひとつおさえる必要があり、主題のばらつきからも――都市景観――、制作時期――19世紀初頭――からも、ブルバキのパノラマよりもこちらを議論する必要がある。
資料捜索中。現地にもいって調べたがあまりにも資料が少なすぎる。

…パノラマについて考えていると、電車で通りすぎる駅のホームを横長のパノラマ画面にできないかとか、日常のルートの視界全面をパノラマにできないかとかことごとくパノラマ・モードが働いてしまう。もちろん19世紀末だったか、パリの名士たちがオペラ座前にあちこちにたたずむパノラマ画は有名であり、それが蝋人形と密接な関係をもっていることは、あちこちで話はしているのだが。

cutting edge

ゼミ用にビデオ借り出し。ヒッチ『汚名』、トリュフォー『大人は分かってくれない』、エイゼンシュテイン『全線』、ドライヤー『裁かるるジャンヌ』、フェリーニ『8 2/1』、アントニオーニ『砂丘』『情事』、オリヴィエの『ハムレット』とゼッフィレッリの『ハムレット』。もし使うなら使うところの指示をヨロシク。

もうひとつ映画の編集に関して蒼猿氏から『カッティング・エッヂ』を譲ってもらう。