スチルとムーヴィングの切り替え地点


 芸術における写真の言説をさらに調べる。各時代ごとの各アーチストごとの写真の用法をまとめて見ていると、一方で写真はすでにそのメディアとしての役目をとっくの昔に――30年前に――終えているということができるとともに、その時差ゆえに批判的能力が思いがけず付与されているということが分かる。
 それにしても何か爆笑写真がほしい。真面目すぎて少々退屈気味である。


カプリコン1》をようやく見る。
TVの報道が決定的に写真に取って代わったような内容の映画はなかったものか。
とりあえず処刑されるヴェトコンの兵士の映像とスチル。JFKのTV映像とスチルが起点になるだろう。