みのの日

■業務
 かわいい論というかノスタルジア論。
 ノスタルジアという誰にでも容易に生じるこの感性的反応を、素材にしながらそれを写真を契機にきっていって最終回まで行くというプランにする。ノスタルジアの議論というのは捏造された起源に皆感化されている、それで主体のあるべき場所は、という議論に落ち着くと思うけれども、あるいは、本来的なノスタルジアはこういうものであってというオチに向かうのかと思う。
 この授業では、いずれにも向かわない、だから本当に「死ぬほど辛い」ノスタルジアを写真から切り出して撒いていければいいと思う。
 とりあえず来週は写真歌謡全集をまず流して身ごとノスタルジアをあまほろにがい感じを思い知ってから、はじめようと思う。
 近隣から来てくれた学生さんたちには感謝。神戸の刺激になります。

 その後グループ演習をちらちらのぞいて、いつもの店で飲み。夏にはバーベキュー&視覚文化研究会があると思う。


ジェイムソンのNostalgia for the Presentをようやく持ち帰る。
なつかしのド=デューヴも引っ張り出す。ノスタルジアにかこつけて写真や映像の時間をひきのばして考えてみる。これは来週までにまとめる。

書きかけ