金融


■金融ガール
昨日消費者金融CMについて何となく話をしていたので、調べてみる。ひとまずウィキペディアの項目
 武富士ダンサーズから、セイン・カミュむじんくんを経て、現在の金融ガール系へと移行したきっかけはどこにあるのか。以前は宇宙人表現など金の貸し借りの具体性を比喩へと言い換えるCMが多かったのだが、どこに転換点があるのか。そもそもこうしたCMの起こりはどこにあるのか。そして第一代金融ガールは誰だったのか等など。
 きっかけについてはこのサイトで。また、TVCMができなかった時代のティッシュ広告についてはこれででうかがいしることができる。
 おそらく第一代金融ガールは大場久美子(か立花理佐松本伊代)あたりなのだろう。しかし金融ガールイメージが定着したのはたぶん辰田さやかあたりなのだろう。
 最近のこの手のCMのレトリックは比較的シンプルになっている。それはCMのコードの問題としても素材にはなる。あくまでも広告の授業の基本編ぐらいのものだけれども。
 それにしても金を借りるという直截な表現をいかにレトリカルに表現するかに知恵を絞っていた一連の広告が、こんなふうにごく単純な表現で、ジェンダー的なニュアンスのはりついた広告へと全面的に移行していることは、驚きかもしれない。
 ポケットティッシュの広告論、考えてみよう。
 ついでに住居レンタル関係のCMも調べはじめる。これは賃貸ガールということか。