Stay Tuned

■眼差しのエリス
スカンスが依拠するジョン・エリスは「眼差しgaze」と「一瞥glance」という概念を用いて、映画の観客とTV視聴者とを区別している。その著書が80年代出版のこれ。
Visible Fictions
もちろんスカンスは区別を技術的決定論にしてしまわないようないなしはしている。上記の本、仕方ないので注文する。中身検索でだいたいの内容は把握できます。

■TV映画もの
この映画もひとまず注文してしまう。邦題が『チャンネル・アドベンチャー』。悪魔のアンテナ設置により電気的世界に巻き込まれた、妙に作りこみのきいた映画。らしい。
Stay Tuned [VHS]

チャンネル・アドベンチャー~異次元テレビ [VHS]

チャンネル・アドベンチャー~異次元テレビ [VHS]

スカンスの指摘の面白い点のひとつは、映画になったテレビ批評ものがそこそこのヒットを放つというのに、それをテレビというメディウムで放映するものがそれほど注意を喚起しないということである。