ぐだぐだな日


 朝から夜まで授業の日。
 朝には『勝手にしやがれ』のベルモンドのぐだぐだ走りをみつつ、昼には『Stay Tuned』のぐだぐだぶりザッピングを見せつつ、ぐだぐだとアン=ドーンを読み、ケトレからゴルトンまでを話す日。ドーンについてはまたまとめて紹介したい。

 映画における音のレポートを聴きつつ、もっと素材は放り込めそうな気がしてきた。これを梃子に心霊音の問題にかかってから、次の心霊映像論をすすめていく。今年もどこかで一本書くのが目標。もちろん盆過ぎの話。その前に心霊投影論も書かねばならない。

■お知らせ諸々
 露光研のお知らせはあがっているか分からないが、ほぼ確定した。9月2-4日沖縄県立芸大で開催されます。

 7月にはどうやら視聴覚文化研究会が神戸で開催されるようです。

 昨年もやった朝から晩までの読書会。テクストは未定ですが、おそらく8月に開催することになるでしょう。これは3日間つめて本を読む夏の行事です。

 それぞれについてはもっと細かに確定するでしょうし、他にも企画はいろいろあるので、またここでも紹介していきます。

■視線のドッヂボール
の素材をさくさく見直す。心霊映画。昨年は、志村うしろ表現とか振り返ればやつがいない表現とかどっこい胴ががらあきだ表現とかと呼んでいたが、映画とTVにおける視線の問題を古典的な問題構成を侵食する別の視線の問題として組み立てられないかを考えている。

毎年、夏を迎える前にはこれはお約束の仕事になっているのであった。