2008-07-15 サイレン ■ 仕事の合間に『サイレン』を見る。 この監督の作品はいくつか見たことがあるが、いつも確認してしまうのは、物語の側面からはかつての共同体的他者性のコードをパスティッシュ然とちりばめ、断片的な映像や諸々のカメラワークを効果的に積み重ねるという手法。 話の〆は、サイレンは心の中で鳴り響いているセイレーンのうたなのだということ。 心霊映画ではなかったので十番勝負リスト外にする。