終了と準備
無事、造形大スクーリングも終了。たぶん今年までの予定。
最近の大学は、夏もオープンキャンパスだとか博論審査だとか、ほぼ休みなしなので、何かを削らないと無理。そういう理由。
というわけで聴講に来ていただいた学生さんたち、ありがとうございました。
□読書会準備
エルセサー本をさらに読み進める。
バルトとフィフスエレメントとゲーム的論理の章は、最後のまとめには「?」ではあったが、たたき台になる話だった。
次は、ボードウェルとリンチとブラニガンの章。ざっと読み終える。該当作品はこれ。
前者のいささか単純な語りのシステム説明に対し、後者はさらに力動的で複数のレベルを備え、同時にそうした作用が関与する語りを説明できるのだ、という主張。
備忘録として、ついでにあがっていたボードウェルに対する批判やその方法の刷新に寄与した研究書を列挙しておこう。取り寄せることにする。
Narrative Comprehension and Film (Sightlines)
- 作者: Edward Branigan
- 出版社/メーカー: Routledge
- 発売日: 1992/09/03
- メディア: ハードカバー
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- 作者: Ed S. Tan
- 出版社/メーカー: Routledge
- 発売日: 1995/12/13
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