レクチャー1回目終了


■レクチャー終了
レクチャー終了。間際での告知にも関わらずお越しいただいたかた、ありがとうございました。
レクチャーについては、いつものように橋本節が1時間かけて浸透していく流れになってレクチャラーにも感謝。
そしていつものように司会がまとめすぎて少々陳謝。

「写真と指紋」という問題について、写真論において面白いと思うことは、今これだけ身をさらして写真に写る身振りがあるのと反比例して、指紋に対する忌避感が強まっているという現象である。19世紀末にふたつの表象のモード――写真と指紋――が個人の同定のために動員され、両者が絡み合いつつ、すれ違いながら推移していったのと違う形で、現在は、写真のアイコン化が進み、指紋のアイコン的インデックス性が強まっている。でも両者を仲介している媒体にさらに照準するためにはどうすればよいのか、これが今回のレクチャーで刺激を受けて勝手に読み取った部分。

第二回は早めに告知をしたいもの。。。メディアさんよろしく。