ベルティヨン、ロンブローゾ
■翻訳関係
引き続き翻訳。ベルティヨンを経てゴルトンへ。同時に一次文献のゴルトン『天才と遺伝』(岩波書店)をはじめ、あれこれと渉猟する。また、日本のゴルトン研究第一人者(だと思われる)高橋氏の論文もあれこれ注文。も購入。次のロンブローゾ本も二次文献として捜索中。
■心霊十番勝負
が届く。この作品集は、清水崇『金髪怪談』、落合正幸『予感』、鶴田法男『すきま』など短い作品が集められており、一本で凝縮して霊の出現モードを確認できるかもしれないと思ったのがセレクトの理由。『金髪…』では髪の色と怖さは関係ないこと、『予感』ではエレベーター霊の緊張感は最初から霊を出してはだめだということが分かる。『すきま』では手の表現のいくつかの方法も見て取れる。ビデオ、テレビ画面、監視カメラというおなじみの道具立てもある。十番勝負に入れるかどうかは微妙。