ホーム、ゆがみ


昨日の今日で会議会議会議。
何かの拍子におこると仕事がまわってきてしまうのでおこらずにすかす。


■ホームで書く
 車中とホームで原稿引き続き書く。
 最近立ってても書かないといけないほど雑用で忙しい。
 これを書き終われば、セクーラ論を書いて、同時にもうひとつのベンヤミン・メモも書く。バッチェン翻訳が3月にクライマックスで、辞書の執筆も少しだけあり、科研の報告が1日(これは直、宣伝します)。研究会大小が2つ(初期映画上映会とカント研究会大会)、これが3月中旬まで。それを経ればセクーラ翻訳の続きもとりかかることができる。学内雑用も多々だけど、そうも言っていられない。。。
 と忘れそうなので書いておく。とにかく忙しい。

■歪んだ身体
放送室(8)
を聞く機会がなかったので値ははるが購入して定期的に聞いている。しばしば放送室では「老い」が問題になる。もちろん自分たちの老いて統御のきかなくなった身体を笑いの素材にするという方向である――加齢にともなう予期せぬ身体の爆発的な先走りが妙に面白い話題になる。
 昨日の卒論や修論でもいろんな身体が論じられていた――コスプレの身体、ステラークの身体、VRの身体、漫才でボケて硬直する、つっこみすぎてこわばる身体。ただし、全体的にもうすこし臭く歪んだ、機械と歪に混じった、欲望の圧力に困ってしまった、頭に追いつかなくてこける身体というのも、考えたほうがよいと思った。ままならない身体をもっと掘り下げてみる、それは年齢の問題だけではなく、年齢のあいだをつなぐ身体になる可能性もある。ただ老いてへたれた身体ではなく、歪んでつなげる身体。そうすると通販で宣伝される何もないつまらない身体も妙に面白さを増したりもする。
 ま、諮問できんきんに緊張したひとたち、お疲れ様。