驚異の部屋、ヴァナ本

会議会議会議。合間に小会議、と定足数が別の会議でたりないと言われ、走る日。



■驚異の部屋
愉悦の蒐集 ヴンダーカンマーの謎 <ヴィジュアル版> (集英社新書)文化の「発見」―驚異の部屋からヴァーチャル・ミュージアムまで (現代人類学の射程)
自然史博物館のあれこれの関連で簡単なヴンダーカマー本も通読。愉悦の…はこのコンパクトさと図版の豊富さに感心。吉田さんの本は基本書。
もちろんよくあがるものもざっと目は通す。
コレクション―趣味と好奇心の歴史人類学驚異の部屋―ハプスブルク家の珍宝蒐集室古代憧憬と機械信仰―コレクションの宇宙 (叢書・ウニベルシタス)

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は残念ながら残念な内容だった。とういかジオラマの造りはもっと複雑で面白いはずなのにジオラマの構造からこちらに出てきてしまうのである。

■ヴァナ本
ヴァナキュラー概念を久方ぶりにたどりなおしている。これがハンセンのヴァナキュラー・モダニズム論が収められた論集。ただし8月末。

World Cinemas, Transnational Perspectives (AFI Film Readers)

World Cinemas, Transnational Perspectives (AFI Film Readers)

写真に関してはバッチェンをきっかけにして、大小の論考がぼつぼつ出はじめている。
In the Vernacular: Photography of the Everyday