溶解とマテリアル


■溶解処理
引き続き引越しのためにファイル整理。
ここ7年間ほどの紙の山、たとえば昔のレポート答案など、大学に送って処分してもらわないとならないのが面倒。最近では、シュレッダー処理でも駄目になっていそうな気がする。先日某非常勤先から、ものものしい言い回しの「溶解処理」のお知らせが来たように、溶解への移行がすでに定着しているから。答案の物性が変な感じになっている。

■マテリアル
物性に関してラトゥールの文献をあれこれ漁っている。マテリアル・カルチャー論には決まって登場する。今回は全部消化する余地はないが、さらっておく。
虚構の「近代」―科学人類学は警告する科学が作られているとき―人類学的考察Reassembling the Social: An Introduction to Actor-network-theory (Clarendon Lectures in Management Studies)科学論の実在―パンドラの希望解明 M.セールの世界―B.ラトゥールとの対話 (叢書・ウニベルシタス)
細菌と戦うパストゥール (偕成社文庫)

■ドーピング
ついでに薬についての諸議論も例のニュースがにぎわっているうちにあれこれあげつらう。
サイエンティスト―脳科学者の冒険チベットの死者の書―サイケデリック・バージョン神経政治学―人類変異の社会生物学毒と薬の世界史―ソクラテス、錬金術、ドーピング (中公新書)