校正病とか

■校正病
 7月の週末は一年かけて翻訳した原稿の校正作業が山ほどあるので、先週末の表象学会は断念。直しはじめると本当にきりがなくなる。4章まで終了。あとはまとめの5章と墓碑銘の部分。
…以前、ヴィジュカルや写真のキーワードを訳していた時には、目に見える看板や広告の文字をふと校正したくなる衝動にかられた覚えがある。私よりも重度のこの病に罹患した共訳者がいつか交番の看板を赤ペンで塗り替えてつかまらないか心配したものであった。見出しは、「大学教員、校正行為に及んで逮捕」とか。

■過剰な可視的な身体のどたばた

The Dread of Difference: Gender and the Horror Film (Texas Film Studies Series)

The Dread of Difference: Gender and the Horror Film (Texas Film Studies Series)

を参考議論としてめくりはじめる。こうではないホラーの身体の論じ方のために。スラップスティックスプラッターの境界についてのいい論文を捜索中。