講演会告知など

■雑用
院試で昨日今日大学。ついでにマンガアニメ科研の打ち合わせをして、雑用をこなす。jstorで見つけたフォスターの論文Armor Fouが結構面白い。他、クラカウアー関係、都市映画関係もせねばならんだろうと思いつつ資料収集。

ついでに最近話題の戦場カメラマン言説も集める。もちろん動物写真、笑顔認証写真と同時進行ではあるが。

■講演会
のお知らせです。

来る９月３０日、アドルノ美学研究者のエバーハルト・オルトラント氏（ヒルデスハイム大学）の講演会が神戸大学国際文化学部で行われます。詳細は以下の通りです。

講演：「異邦人からのまなざし アドルノのアメリカ経験と文化産業論をめぐって」

日時　2010年9月30日（木）15：30 -18:00
場所　神戸大学国際文化学部キャンパス
　　　Ｅ棟４階 学術交流ルーム

講師：エバーハルト・オルトラント
　　　（ヒルデスハイム大学〔ドイツ〕：哲学・美学）
通訳・コメント：藤野 寛（一橋大学：哲学・倫理学）

〔講師〕エバーハルト・オルトラント (Eberhard Ortland)
ドイツ・ヒルデスハイム大学哲学研究所研究員。哲学博士（ポツダム大学）。美学・比較哲学専攻。Th.W.アドルノ『遺稿集』の編者の一人を務める。

〔通訳・コメント〕藤野 寛（ふじの・ひろし）
1956年生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科教授。哲学・倫理学専攻。著書：『アドルノ／ホルクハイマーの問題圏』（勁草書房、2000年）など。

事前申し込みは不要です。難解なアドルノ美学の枢要に彼のアメリカ経験という具体的な視点から迫る大変興味深い内容となっております。是非、ご参集下さい。
また、他の講演内容は次の通りとなっております。ご関心のある方はあわせてご参加下さい。

１０月１日（金）：講演　"Vom Nutzen und Nachteil der Philosophie der　Lebenskunst fuer das Leben　und die Kunst" （大阪大学）
１０月４日（月）：講演　"Raetselcharakter, Kommentar, Kritik: Kunstwerk und aesthetische Reflexion bei Adorno" （東京大学）
１０月６日（水）：講演　"Aesthetik des Urheberrechtes" （一橋大学）