リミックス後、パノプティスム、デザイン文脈

マノヴィッチの「リミックス後に何がくるのか」をざっと読みつつ大学。ここからDLできる

◆業務
 今日は大学。
 講義はパノプティコンとパノプティスムの話をして、講読ではマルヴィ論文の古さと新しさを話して、ガニングの案外ややこしい論の道筋をたどり、顔ゼミではイギリスデザイン史を言説的に切り開こうとする論文を読み終える。デザイン史の何がどうどこでドミナントなのかは皆目分からないが、イギリスのデザイン言説史のねじれ方は案外掘り返しがいがあると思った。というかねじれすぎである。

 来年始めの顔ゼミはピュグマリオン論(著者のAnkersmitのビブリオはここ)を読むことにした。ブレードランナーが出だしでどうなるやらハラハラしそうな論文ではある。