準備

■Slasher
 スプラッター/スラッシャー映画論もいくつか消化すべく取りそろえ、読む。いまさらながらの気はするが、現在の前段階としてひとまずおさえる必要はある。
・スティーヴ・二ール「ハロウィン:サスペンス、攻撃、視」
・バーバラ・クリードクリステヴァ、女性性、アブジェクション」
・キャロル・クローヴァー「Her Body, Himself」
 二ールの論は前半の3つの視とフレームというシステム、それと観客や登場人物の知識の問題が形式的に使える部分。後半は、ジャクリーン・ローズやシルヴァーマン、そしてラプランシュ/ポンタリスを参照してサドマゾヒスム、攻撃性、ファリック・マザーを論じている。精神分析的問題構制の論文。
 クローヴァーの論文はクロスジェンダーをめぐる議論がなかなか読みがいがある。前半と後半で単純な女性主人公の肯定とそうではない周到な置換の肯定。
 クリードの論はいずれ紹介。

■日本ホラー

怪奇と幻想への回路―怪談からJホラーへ (日本映画史叢書)

怪奇と幻想への回路―怪談からJホラーへ (日本映画史叢書)

日本のホラー映画の歴史をたどろうと思い。読みはじめる。

書きかけ