■回路 黒沢の『回路』が面白いのは、「ある」と「ない」が通常のものとは逆転しているところにある。つまり、「ない」ものが「ある」に変わる恐怖映画が多いのに対して、この映画はひたすらあるものがなくなる。なくなることが反復される。つねにつきまとう…
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