業務日誌

講義購読。
講義は初期映画をひたすら見せてガニング話へ進む。
コロラドの峡谷を走り抜ける列車からの映像を早回しで見せる。これが結構スリリングなのである。鼻先を岩がかすめる。もうどうにでもなれぐらいの勢いが果たして伝わるのであろうか。リュミエールの作品もそれがある円環や反復などが浮き出してきて面白い。
それにしても映像の世紀の解説は古すぎる。それをしつこく否定して終了。次回ガニング続編。

講読はエイゼンシュテインの章を引き続き。なかなか進まないが、しかたがない。

二つの授業はアトラクションというキーワードでつながっている。
果たして初期映画にアトラクトされうる人数は学生のなかでどれくらいのものなのだろうか。学生に後でインタヴューして参考にする。

後はジェイの『伏目』の読み直し作業を大学でする。
7時まで居座る。

ようやく業務日誌らしい日誌になる