蝋人形と世界の中心と耳

photographology2004-08-14

ぼつぼつとエンジンをかけていく。とりあえず蝋人形資料の整理。古代における墓碑から中世から近代にかけての解剖学用、そして19世紀に始まったジャーナリスティックな蝋人形の使用とその空間と視点の編成の問題など。古典的な研究もいくつかそろえてみよう。
 一昨昨日くらいに『世界の中心で…』をザッピングして見ていて「?」。これは往年の山口三浦の「赤い」シリーズと酷似している。砂の器といい白い巨塔といい人間の証明といいこの映画=ドラマといい何か微妙な感じを抱いてしまう。

 今日の画像はスキポールで購入したボッシュ・フィギュア。快楽の園の音楽地獄にあるあの耳である。悪趣味きわまりないもの。