光 エルセッサー イーモウ

光ファイバー作業その2の無線設定完了。

 エルセッサーによるイントロを読み続ける。オーモンからブリュースター、ガニングにいたるまで各議論の交錯点が手際よく整理されている。ただの古典的ハリウッド映画以前以後の中継点以上の意味合いを帯びた異種としてのグリフィスを穿りかえす作業。議論は面白いのだが『ドリーの冒険』以外、初期のグリフィス作品は果たして入手可能なのだろうか…と念のため検索してみるとバイオグラフ時代のDVDを発見する。

 学生の論文を読み返す。ヒーローやラバーズでおなじみになったチャン・イーモウの論文である。初期三部作を知っていると、ハリウッド進出以後のあの(非)変貌も読み崩してしまいたくなる。