写真集とスライド
通勤電車で久々に立ったまま寝る。膝の入れ方がポイント。
■講義
立ち講3本。午前は視覚のレトリックの話を完結。
午後は写真集論一回目。とりあえず写真集特集の隆盛を懐疑的に紹介して、写真アーカイヴの枠を大まかに設定して、写真集というアーカイヴへ話を戻し、シークエンスとして写真を見ることのいろいろな例を引いてくる。スライド・ショーにして構成してみてもよいかも。ただ写真集を見る身体的所作とスライド・ショーを見る所作は根本的に異なるのだが。
■見計らい
マイケル・ケンナの煙突写真集(Ratcliffe Powerstation)、Phototorophyなる奇妙な写真集、ゲッティ美術館のイン・フォーカスのシリーズ一揃いを見る。アメリカン・ニューシネマの概観DVDとアンゲロプロスのDVDボックスセットを見ながら悩む。