バックランド

バックランドの『トルボットと写真の発明』を読む。バッチェンとは対極的な地味な写真史本だが、普段彼の写真として白黒で見ているものがさまざまな色合いのままで複製されているのが長所かもしれない。ただし、昨日のシャーフのようにそれをオリジナル性へとふりもどして議論する気にはならないが。