写真をもつために+柔術


 朝から面接試験。

 往き帰りにバッチェン『Forget Me Not』。写真が何の問題もなく記憶の補助器具になるのではないからこそ、写真は記憶をかき乱すからこそ、さまざまな加工の施された写真の群れ。三面鏡の真ん中の彩色写真、他にもこれでもかと言わんばかりの写真の収納方法が満載の本である。写真と記憶をめぐるクラカウアーやバルトの主張等も適時引かれていて読み物として面白い。何よりも写真をもった様を撮影されている写真が良い。
…写真をただ「もつ」のではなく、写真をもとうとするための狂おしいほどの装飾。それでも、写真をもちえているかというとそれも危ういようなそうした危うさがある。もう少し読む。何よりこの本は手に持つことを考えた手触りと重さである。紙質がそうなのだろうか、手にフィットする。

グレイシー柔術
 知り合いの方からそこの学生さんの弟が神戸にブラジリアン柔術道場を開いたとのお知らせをもらう。三ノ宮駅から徒歩8分。サイトはこちらhttp://www.graciebarra.jp/ サイトを見て、本気で行こうか悩んでいる。