主の言説とオセロ

■主の言説
 カクテイシンコク。毎度のことながら「カクテイ=確定」と「シンコク=深刻」の間に返り点を打ちたくなる。凹むことこのうえない。何せ一人身の稼ぎ頃ときているのでしかたがない。
 今年はさほどでもなかったが、私の住んでいる地域は「気の荒い」方々が税務署に来ることが多い。そのため、税務署員は呼称に「ご主人」を使い、ひたすらそれを連呼する。一瞬何の主人だろうと辺りを見回してしまうが、自分を含めた全員がご主人なのであった。

■オセロ盤状態
 久々にマッサージ。先週の腰痛の原因が腰よりやや上部の背面右上の筋肉のコリにあり、そこをかばって左腰から足までにいたる背面部が固まり、逆に右足の表が固まる。さながらひとりオセロ盤のようなコリかた。寒いのと時期的にデスクワークが多くて運動不足なのがたたったようである。一点を押して30センチ離れたポイントが疼くの繰り返しで背面の布置=星座を思い知る。コリの左右対称を戻すためにベルトを巻き、腰痛チャンピオンに返り咲いてしまう。
・・・と書いてオセロ盤ではなくチェス盤だったことに気づく。ただしチェス盤の裏ってどうなのだろう。別によいが。ちなみに腰痛もち読者のために――腰痛になったら落ち着くまでマッサージは回避すること、腰から足の筋肉は連動していることも多いので全体が衰えているので部分的トレーニングではなく全身を使ったウォーキングを心がけること、これを放っておくとO脚気味になり膝の関節に痛みが生じかねないこと、いやなによりも電車にのって股が開くようになってしまうということ――。 


 3月に出す原稿を見直す。まだまだ粘ることにする。