Photography in Science
論文集『:Photography in Science』所収のシャーフの論を読む。植物学における挿絵や標本の話も僅かだが指摘してある。ただ、いつものごとくの情報量に反して物足りないところもある。結論はまだだが、写真と科学の結びつきは自然の真実とか自然の詩や神秘とかに人びとの目を開かせるようにした、そうした意味で芸術だという結論はどこかしら無理な大団円のような気がする。科学と魔術、芸術と技術がもう少し突き合わされて考えられないと敷居の上のトルボットは読めないような気がするのである。まだ読み進めてはみるが。
マッサージに行く。腰骨の5つの骨がどうにも体重を受け付けないぐらい硬化しているのでその分を全身の筋肉が無理して支えている、そのために凝りが全身に波及してしまっているという結果であった。バランスチェアという北欧製の椅子の入門的なものを買う。