業務デコデン摩滅

■業務日誌
ゼミ。学生の発表を2本聞く。トロンプ・ルイユとリーフェンシュタール。前者は面白さをどこに落とすかが要で、後者は映像の分析とかが要だという感じであった。

午後から会議。あっさり1本、少々こってり1本。公開講座の段取りを少し進める。おかげでドレスデン展の見学はやはり無理であった。

 ニューホール『写真の歩み』を読み返す。込み入った事実情報が手際よく整理されている。原書をあたる必要もある。引用箇所が明記されていない。


デコデン再び
 デコデンは遺影かという話を昨日書いたが「心霊写真化」としておく。あの本体の重さと画像の軽さの混合、忘却や死に抗うようなあの埋め尽くし方。

■摩滅とUFO
四方田氏の『摩滅の賦』を購入。以前気になっていたものの本屋になくなっていたため。たしかオリヴァー・ウェンデル・ホームズだったか、写真を拡大して手すりの磨り減りにこだわっていた文章を読んだ覚えがある。摩滅の指摘は拾っておく。
摩滅の賦

ついでにこれも自宅へ持ち帰る。UFO写真集。

Ufo: Richard Brunswick Photocollection

Ufo: Richard Brunswick Photocollection