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■アサヒカメラ
アサヒカメラが送られてくる。来週発売の予定。「ヌードの饗宴」のなかに心霊写真。暑苦しい対談なのでかえって涼しげかもしれない。

■スチル
 映画のスチル撮りこみ。400ショット以上ある…。とりあえずシーン分けして、目に付いたシーンを分析していく。冒頭の藪を木こりが通り抜けるシーンとか多襄丸が森を駆け抜けるシーンとか、太陽へのカットアウェイとか、下人が子どもの衣服をはぐ際のカメラの動きとか、ワイプの効用とか、3すくみの構図の多用とか、いろいろあげつらってみる。
 リチー本と佐藤本をとりあえず叩き台として読む。後者は藪の撮影の様子が詳しい。藪をこんなに奥行きと重なりにおいて撮影できた訳が分かる。前者は語りの問題に少しこだわって、一人称と三人称の区別をしている点が重要。多元的捉え方という評言のなかで、語りの複数性とか重層性とかを適確に指摘しているものはあまりないのか。


原稿仕上げ。日曜大工のような論文の書き方である。